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卓球用品の選び方 |
シェークかペンか、あなたはどちら? |
卓球を始めるのに、まず必要になるグッズ。それがラケットだ。 卓球のラケットには、握手をするように握る「シェークハンド」と、 鉛筆を持つように握る。「ペンホルダー」の2種類がある。 それぞれ「シェーク」「ペン」という略称で呼ばれる、この2種類に のどちらかを選ぶかによって、その後の卓球ライフは大きく左右される のだ。ビギナーのためのラケット選び講座です。 |
SHAKEHAND シェークハンド |
握手するように握るシェークハンドは、手のひら感覚で打てるのが 特長です。また、テニスやバトミントンのように、ラケットの 表と裏、両面を使って打球できるので、片面で打球するペンより便利。 |
PENHOLDER ペンホルダー |
指先を使って操作するペンホルダーは、手先が器用な人に向いている。 片面だけで打つのが通常だが、最近では裏側にも※ラバー(打球用のゴム) を貼って、シェークハンドのように両面で打球する選手も増加中。
※ラケットに貼ってあるゴムを「ラバー」と言い、通常、ラケットとは、 別売りになっています。 |
シェーク・ペンの長所と弱点 |
左右に強いシェーク真ん中に強いペン
シェークとペンは、ラケットの左右への動かし方が少し違います。 右利きの場合は、自分のひじより右側で打球するのをバックのをフォア 、左側で打球するのをバックというが、シェークはフォア・バックを 交互に打つ時の切り替えが、直線で速い。ペンは少し下にカーブする軌道で 動かすから、少々時間がかかってしまいます。
しかしシェークが有利というわけではなく、ひじの真正面(ミドル)に ボールが飛んできた時、シェークは打ち返しにくい。一方のペンは、 ミドルのボールを打ち返しやすいのが長所になっています。 |
豆知識 |
現在のプレイヤーでシェークとペンを使っている比率は、圧倒的にシェーク が優勢です。2001年の世界選手権大阪大会では、男女シングルの上位32人中、 26人がシェークの選手でした。ビギナーがショップに来て選んでいく割合も、 シェークが7〜8割を占めいるといわれいます。しかし、ペンが強くなれないのか と言えばそうではないのです。今まで日本から生まれた世界チャンピオン13人の うち、11人はペンでした。日本人にはペンが向いているのかもしません。 最近でも、世界の第一線で活躍しているペンの選手もいます。 現在の主流はシェークですが、けしてペンは時代遅れではありません。 大事なのは自分にあったラケットで、一生懸命練習することです。 |
シェーク・ペンの中でも微妙に感触が違います。 |
【フレア】 |
握る部分は細く、すそが曲線的に広がっている。手の小さい日本人向きで、 特に女性には一番人気。手にフィットし、ラケット面を固定させやすい。 |
【ストレート】 |
根元からすそまでが、一直線になっている。ラケットによって若干、太さが 違う。握りによってラケット角度を変えやすいのが特長。 |
【コニック】 |
ストレートの根元が細くなっったような、台形のグリップ。フレアとも 似ているが、もう少し自由度が高く、それほど握りが固定されていない。 |
【アナトミック】 |
フレアの手のひらが当たる部分にふくらみを持たせ、握った時の フィット感を追求したタイプ。ラケット角度を固定しやすいので、 ビギナー向きになっています。 |
【日本式ペン】 |
日本式ペン最大級の特長は、グリップの上部が出っ張ってること。 ラケットを真横から見ると中国式ペンにくらべ、かなり高さが あるのがわかる。この出っ張りに人さし指を引っ掛けるのだ。また、 真上から見ると、左の中国式より、グリップの横幅が狭いのがわかる。 このため、親指と人さし指を近づけて握りやすくなっている。 |
【中国式ペン】 |
中国式ペンのグリップは、シェークのグリップを途中で切断したような形。 グリップ上部に日本式のような出っ張りがなく、人さし指を引っかける 場所があまりない。また、グリップの横幅が広いため、握ると自然に、 親指と人さし指が離れる。手が小さい人には、少し握りにくいかもしれない が、指を横に開く分、打球面を安定させやすい形になっています。
最後は自分の感性で自分に合うラケットを選びましょう。 |
卓球スタイルが決まったら・・・ |
【シェーク両面ドライブ】 |
【シェーク片面ドライブ・片面攻撃】 |
【シェーク片面ドライブ・片面守備】 |
【シェーク守備】 |
【ペンドライブ】 |
【ペン攻撃】 |
【ペン反転】 |
ラバー貼りをやってみよう。 |
ラバーの貼り方で打球感が変わるほど違うので重要!
ラバーは定期的に貼り替えるものですので、自分で貼れるようになったほうが いいです。作業としては、できるだけ丁寧にやるのがコツです。 特に、ラバー接着剤は水溶性になってから貼るのが難しくなりました。
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ラバーの貼り方 |
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1、ラバーを取りだし接着剤・スポンジ又は刷毛などを用意しておく。
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2、ラケット面のグリップ寄りに接着剤をたらす。ラバーに塗る分も 合わせて、多めにたらそう。 |
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3、接着剤をスポンジや刷毛で面全体に伸ばす。種類によりラバーとラケットの両方 に塗るものや、ラバーだけに塗るものがあります。 |
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4、接着剤を丁寧にぬり、乾くまで待ちます。
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5、ラケットでラバーをあおいで接着剤を乾かす。ラバーを貼るのは、 接着剤が完全に乾いてからやりましょう。 |
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6、ラケットを台座に置き、ラバーをグリップのつけ根に合わせて 貼り始めます。 |
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7、ラバーを手前に丸めて、ラケットの先端のほうに手のひらで 転がしながら貼りつけていきます。 この時に空気が入らないように注意しましょう。 |
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8、最後まで貼ったらラケットをひっくり返し、上から押さえつけて ラバーとラケットを密着させる。 |
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9、ラバーは切り始めが難しい。グリップの裏側からはさみを通して 切るのがコツです。 |
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10、はさみは動かさず、ラケットを回して切る。ためらわず、一気に 切って行くのがポイントです。 |
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11、はさみをラケット面に対して垂直に入れるように心がけると、 ラバーのふちの切り口がきれいになる。シェークの 場合は裏側にもう一枚、同様の工程で貼ります。
ラバーのふちが綺麗に切れれば完成です。 |
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